愛する皆さま、

いかがお過ごしでしょうか？

私は、このお手紙を祈りながら書いています。唐突な質問になりますが、

同性愛は生まれつきなのでしょうか？
それとも環境や経験などの後天的なものの影響によってそうなるのでしょうか？

2015年にアメリカ合衆国全ての州で同性愛結婚が合法となってから、この3年でアメリカは大きく変わってしまいました。神が同性愛についてなんと言っているかを話そうとするだけで、「クリスチャンは差別的で心が狭い」と激しく糾弾されるようになってしまいました。教会でさえも、このことで分裂が起きています。

公立学校の教育の現場では、同性愛の教師が採用され、同性愛やセクシャルマイノリティーのための教育も行われるようになりました。トランスジェンダーのことは、She/He（彼・彼女）と呼ばずに、They（彼ら）と呼ぶように指導されます。オバマ政権の時は、学校の更衣室も自分が認識する性のロッカールームに行くことを奨励する学校をサポートしたり、トランスジェンダーのトイレができたりもしました。ターゲットという大型のスーパーマーケットの女子トイレから、明らかに男性が女装した風の人（男性？女性？）が出てくるのを見た時は、子どもは絶対に一人で公衆トイレに行かせてはいけないと強く危機感を抱きました。時代は変わってしまったのです。日本でも同性愛活動家たちは、日本での同性愛結婚の合法化に対して動き始めています。

このような現状を踏まえ、この度、ピュア・パッション・ミニストリーズのドキュメンタリー映画「以前はそのような者だった」に字幕を付けました。この映画は、以前に同性愛者だった人が、神によって救われ、同性愛から解放されたという数々の証や、心理学者、神学博士、カウンセラーなどの専門家たちの証言によって制作されたものです。

私は、字幕制作をする過程において色々なことを考え、主の御心を求めて祈りました。そしてこの件に対してあるガイドラインをまとめました。

主はクリスチャンである私たちに、「互いに愛し合いなさい」と教えます。同性愛を声高に主張する人が、「女性が女性を愛すること、男性が男性を愛することの何がいけないの？」と言いました。私（女性）にも、心から深く愛しているキリストの姉妹たちがいますが、その愛と、彼らが主張する愛とは何が違うのでしょうか？

要は簡単に言えば、「性的嗜好・性的なロマンスを同性に思い描くか、描かないか」という違いなのではないでしょうか？

このドキュメンタリーの中で専門家たちは、性的ないたずらや、虐待などの経験、思春期の仲間意識や疎外感、親子関係・家族の崩壊や問題、低いセルフイメージからくるアイデンティティの問題、ポルノなどの歪められた性の情報など、複雑な要素が絡み合って、「同性愛嗜好者」となることを示唆しています。これが本当だとしたら、同性愛嗜好の潜在数はかなり大きくなるのではないでしょうか。

昔はアイデンティティを発見するティーンの時期には、髪を染めたり、学生服の丈を変えたり、人と違ったことをして、自分を主張をしたり、冒険をしたりしました。今のこの時代は、そのアイデンティティの発見のための冒険の一つに、ゲイの選択肢が当然のように与えられてしまったのです。

人間の脳が大人として確立するのは25歳ぐらいまでと言われています。まだ自己が確立されていない時に、このような情報や環境にさらされることは、アイデンティティに大きな影響を与えてしまうことでしょう。

さて、私たちは、これらの迫りくる時代にどのように対応をしていったらよいのでしょうか？

・同性愛者がカミングアウトした時は、『自分たちはあなたの考えと一致することはできないけれど、あなたへの愛は全く変わらない』と伝え、愛し続けることが必要です。
・私たちの子どもたちが守られるように祈らなければなりません。
・問題に目を留めず、主が描いておられる一人一人の完成図を見て、その姿を宣言していかなければなりません。
・同性愛者を罪に定めることは決してせず、彼らが主や神の人々との「究極な愛の関係」を持つことができるよう祈ります。

映画の内容は：
・同性愛の混乱、魂の傷と癒し
・同性愛嗜好が築かれていく過程
・同性愛者のライフスタイルとは
・同性愛者が異性愛者となる過程

などについて詳しく述べられていますが、『同性愛嗜好が築かれている過程』を学ぶ時、どの家庭にも起こり得ることなのだと、危機感を覚えました。

しかし、イエス・キリストによって誰でもどんな状態であっても癒され、生まれ変わることができる現実を喜びたいと思います！

この映画は日本語字幕付きの2時間の動画ダウンロードです。売上金はピュア・パッションミニストリーズのサポートに献金させていただくことになっておりますので、サポートとご理解をくださいますようにお願いします。

ご意見、ご質問、祈りのリクエスト、証等、お待ちしています。主の愛を一緒に学んで、成長していけることをお祈りしています！



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